利益が出ているのにお金が足りない。 そんな経験はありませんか?実は、資金繰りの失敗は業績とは無関係に起こります。今回は中小企業が陥りやすい資金繰りの失敗パターンと、その対策をお伝えします。
失敗① 売上と入金のタイミングをズレを把握していない
売上が立っても、実際に入金されるのは数週間〜数ヶ月後というケースが多いです。この「売掛金」の期間中に支出が重なると、帳簿上は黒字でも手元に現金がないという「黒字倒産」につながります。
対策: 毎月の入金・出金スケジュールを一覧化した「資金繰り表」を作成し、3ヶ月先まで見通せるようにしましょう。
失敗② どんぶり勘定で経費を管理している
「大体これくらい使っている」という感覚での経費管理は危険です。固定費(家賃・人件費・リース料など)が積み重なり、気づいたときには毎月の支出が売上を上回っていることも。
対策: 固定費と変動費を分けて把握し、毎月必ず出ていく金額を正確に把握することが第一歩です。
失敗③ 設備投資を自己資金だけでまかなう
まとまった設備投資を手元資金だけで行うと、その後の運転資金が不足します。手元に現金があるからといって一度に使い切るのは禁物です。
対策: 設備投資には銀行融資やリースを活用し、手元資金は運転資金として温存する習慣をつけましょう。
失敗④ 金融機関との関係を普段から築いていない
資金が必要になってから銀行に相談しても、審査に時間がかかり間に合わないケースがあります。また、業績が悪化してからでは融資を受けにくくなります。
対策: 業績が安定しているうちから金融機関と定期的にコミュニケーションを取り、信頼関係を築いておくことが重要です。
失敗⑤ 資金繰りを経営者一人で抱え込む
資金繰りの問題を誰にも相談せず、手遅れになるまで放置してしまうケースも少なくありません。
対策: 早めに税理士や財務コンサルタントに相談することで、選択肢が広がります。問題が小さいうちに動くことが鍵です。
まとめ
資金繰りの問題は、早期発見・早期対応が何より大切です。「なんとかなっている」と感じているうちこそ、一度自社の資金の流れを見直してみてください。
ご相談・お問い合わせはお問い合わせページからお気軽にどうぞ。
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